賃貸物件の保証料とは？

賃貸物件の保証料ってなに？
賃貸物件を探していると募集図面に「保証料」と記載がある物件を目にします。
この保証料とはいったい何のための費用なのでしょうか？

賃貸物件を契約する際の「保証料」の詳細と、金額の目安などを紹介いたします。

保証料ってなに？
賃貸物件を契約する際にかかる保証料とは、「保証会社」に加入するために必要となる費用のことです。

保証会社とは、入居者の家賃を保証する会社のことで、万が一賃借人が家賃を滞納した際は、保証会社が家賃を
立て替えて貸主に支払います。

通常、賃貸借契約を締結する際には「連帯保証人」を立てるように貸主や管理会社から求められるのが一般的です。
ただ、人によっては連帯保証人を頼める人がいなかったり、居たとしても頼むことに気が進まなかったり
するケースもあります。
そのような場合に対応するのが保証会社です。保証会社を利用して保証料を支払えば、連帯保証人を立てなくても
賃貸物件を契約できるケースもあります。

保証会社はどんな物件でも利用できるの？
保証会社は多くの物件で利用できますが、中には保証会社非対応の物件もあります。
貸主の中には保証会社ではなく、家族の連帯保証人を必ず立てて欲しいという希望を持っている貸主もいらっしゃいます。

そのため、保証会社を利用したい場合は、内見に行く前に、不動産会社の担当者に保証会社利用が可能かどうか
事前に確認をしておくといいとおもいます。

保証会社が保証すること、しないこと
保証会社は家賃を必ず保証してくれるため、貸主の立場からすると連帯保証人を立てるよりも
より確実なように感じます。
しかし、保証会社が保証するのはあくまで家賃などの「金銭」に関する部分だけです。

例えば、入居中に賃借人が騒音を立てるなど入居者へ注意する責任はありません。

もし親などが連帯保証人になっていれば、親から子供へ注意してもらうことができるため、
保証会社が普及してきた現在でも、連帯保証人を立てて欲しいという貸主もいらっしゃいます。

保証料の相場とは？
保証会社を利用する際にかかる相場は、保証会社によって異なりますが、概ね、
家賃の５０％～１００％の間となっています。

例えば家賃６万円のアパートで保証会社を利用する場合、賃貸借契約を結ぶ際に、
３～６万円が保証料として必要です。さらに１年後もしくは２年ごとに更新料が必要になります。

なお、契約期間中に家賃滞納を起こすと、更新料が割高になる場合もあります。
保証料や更新料については、保証会社によって異なりますので
利用する際はよく確認することが大切です。

賃貸物件をお探しの際にはぜひお問合せお待ちしております。