⛩️🦌鹿島神宮~神社巡り⑥~🦌⛩️

今回は「鹿島神宮」のご紹介です!少し長いですが最後までお読みいただけますと幸いです。


みなさま こんにちは こんばんは
お盆休み中に茨城県鹿嶋市の「鹿島神宮」へ参拝してまいりました。

鹿島神宮は、全国に約600社ある鹿島神社の総本社であり、関東地域で最古とされる由緒正しき一之宮です。
日本建国と武道の神様である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)を御祭神とし、古くから「勝利の神」「事業の安全を祈る神」として信仰されています。
また、鹿島神宮は「旅立ちの神様」としても有名です。
これからの旅路の安全や、素晴らしい旅になるよう願いを込めて出発することを古くから ❝ 鹿島立ち ❞と呼び、現代でも旅行や新生活、人生の新たな挑戦を控えた多くの方が祈願に訪れています。
💡一之宮とは・・・昔の地域(今でいう都道府県のような区切り)のなかで「一番格式が高い、その地域を代表する神社」のことです。日本全国に約100社の一之宮が存在します💡


日本三大楼門の一つ「楼門」

大鳥居をくぐると最初に迎えてくれるのが、水戸初代藩主・徳川頼房公が奉納した朱塗りの大門。
その鮮やかさと美しい佇まいに目を奪われます。
こちらは九州の筥崎宮、阿蘇神社と並ぶ日本三大楼門のひとつで、関東にあるものとしては最大最古の規模を誇り、重要文化財に指定されています。


拝殿

徳川将軍家ゆかりの「拝殿・本殿」

私たちがお参りをする拝殿のすぐ真後ろに神様が祀られている「本殿」が建っています。
一般的な神社は南を向いて建っていることが多いのですが、鹿島神宮の拝殿と本殿は「北」を向いているのが大きな特徴です。
これは古代、まだ朝廷の支配が及んでいなかった北方の地域(東北方面)に睨みをきかせ、国を護るためにあえて北向きに建てられてという、武道の神様ならではの歴史的な背景が理由だと言われています。
また、現在の本殿と拝殿は徳川2代将軍・秀忠公によって奉納されたものです。徳川家からも崇敬され、大切に守られてきました。

拝殿・本殿・石の間・幣殿の4棟からなる社殿は重要文化財に指定されています。


国歌にも歌われている「さざれ石」

拝殿の近くには、国歌『君が代』の歌詞に登場する「さざれ石」が置かれています。
小さな石(さざれ石)が気の遠くなるような年月をかけて固まり、一つの大きな「巌(いわお)」となったもので、間近で見るとその年月の重みに圧倒されます。
さざれ石は国歌のルーツである岐阜県から奉納されたもので、国家の繁栄を祈る格式高い鹿島神宮にふさわしい象徴として境内に置かれています。


重要文化財に指定されている貴重な古社「奥宮」

拝殿から奥参道をまっすぐ進んだ先にあるのが、国の重要文化財に指定されている「奥宮」です。
現在の殿と拝殿は徳川2代将軍・秀忠公によって奉納されたものですが、こちらの奥宮は、徳川家康公が関ヶ原の戦勝御礼として慶長10年(1605年)に「本殿」として奉納された建物です。
のちに新しい社殿が建てられた際、家康公の奉納した貴重な建物を壊さずにこの場所に丁寧にお引っ越しさせたという歴史的な背景があり、武神としての力強いパワー(荒魂:あらみたま)が祀られているとされています。


「大鯰の碑」

奥宮の先、要石へと向かう参道の十字路に建てられている大きな石碑です。
石碑には、鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)が地震を起こすとされた巨大な大鯰の頭を力強く踏み付けて押さえ込んでいる姿が彫られています。
江戸時代の浮世絵「鯰絵」をモチーフにしており森の中にひっそりと佇む姿は、参道を進む際の印象的な見どころの一つです。

地震を鎮める霊石「要石」

大鯰の碑からさらに数分進んだ先、鳥居と石の柵(瑞垣)に囲まれた中に「要石」があります。
要石は古くから地震を鎮めているという伝説が残る霊石です。
地中深くで地震を起こす大鯰の頭を、この要石がしっかりと押さえていると言われており、地上に見えているのはわずか数十センチほどの丸みを帯びた石の先端部分のみです。
しかし、地中には掘り起こすことができないほど巨大な岩盤が埋まっていると伝えられています。
大鯰の碑に彫られていた伝説の背景を実際に目で確かめることができる神秘的なスポットです。


神秘的な池「御手洗池」

先ほどの「要石」とは逆方向になり、奥宮と売店の間の坂道(階段)を下りていった場所に位置するのが、「御手洗池」です。
1日に40万リットル以上もの透き通った湧き水が流れ込んでおり、澄みわたった水面を間近で見ることができます。
古くは参拝前にここで禊をして心身の汚れを清めていたとされ、現在でも年始には無病息災を祈る「大寒禊」が執り行われる神聖な場所です。


⛩️御祭神⛩️

武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)
鹿島神宮でお祀りされているのは、日本建国の神話で圧倒的な強さを示したとされる最強の武神(武道の神様)1柱です。
境内では神様の魂の側面が分けられており、日々の平穏を祈る本殿には穏やかな「和魂(にぎみたま)」、新たな力を授かる奥宮には力強い行動力を示す「荒魂」が祀られています。
神話の「国譲り」の舞台では、当時地上を治めていた、出雲大社の御祭神である大国主大神とその息子たちに対し、剣の先端にあぐらをかいて座るという圧倒的な存在感を示しながら対話に臨み、武力を行使することなく平和的に国の譲渡を成し遂げたとされています。

🪄ご利益🪄

◆勝利祈願・勝負運向上→ 神話において、国譲りの交渉を成功させ、諸神を平定した最強の武神とされることから、古来より武運長久(戦いの勝利)の神として信仰されており、現代においてはスポーツの試合、受験、ビジネスにおける競争などの必勝祈願として参拝者が訪れます。Jリーグの「鹿島アントラーズ」が毎年必勝祈願に訪れることでも知られています。

◆仕事運・決断力・開運→ 国家の基礎を築いた神であるという由緒から、新事業の立ち上げ、起業、転職など、人生の重要な局面における決断力や開運を授かる神とされています。

◆旅の安全・交通安全(鹿島立ち)→ 古代、防人(さきもり)や東国へ赴く武士が、道中の安全を願って鹿島神宮に参拝してから旅立ったことから、旅への出発を意味する「鹿島立ち(かしまだち)」という言葉が生まれました。この歴史的背景から、現在も旅行や留学の安全、交通安全の祈願が行われています。

◆厄除け・災難除け→ 境内の奥深くに存在する「要石(かなめいし)」の伝承に由来します。地中に深く埋まるこの石が、地震を引き起こす大鯰(おおなまず)を抑え込んでいると信じられてきたことから、震災除けや日常の災難除けの信仰が集まっています。

◆縁結び・安産祈願→ 神宮の御神宝である「常陸帯(ひたちおび)」にまつわる伝承に由来します。古くから男女の縁を結び、安産を導く特別な帯として扱われてきた歴史から、縁結びや安産の信仰も存在します。

【宝物館の長期休館】
常陸帯(ひたちおび)など多くの国宝や重要文化財、御神宝類を収蔵・展示している境内の「宝物館」は、境内の整備計画に伴い、現在は長期休館中となっています。参拝時に常時見学することはできませんが、期間によっては他地域の博物館や県立歴史館の特別展などで順次一般公開されることがあります。


📖御朱印📖
最後に御朱印のご紹介です。今回は御朱印と御朱印帳を拝受しました。


雨がパラパラと降ったり止んだりで足元も悪かったですが、雨の中だからこそ味わうことのできる空気を感じられたような気がします。
参拝することができて本当に良かったです✨
みなさまもぜひ「鹿島神宮」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇

←鹿島神宮のホームページが開きます
 住所:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1

※本記事に掲載している神社の由緒や御祭神などの情報は、地域の資料や神社庁の情報を基に作成しておりますが、
一部に誤りや変更がある可能性がございます。正確な情報や最新の詳細につきましては、現地の案内看板や関係機関などでご確認いただきますようお願いいたします。

パシフィックエステート
Instagram始めました